日々是放蕩 ~ある遊女の体験記~

日本に生息する売春婦がお仕事セックスやプライベートのセックスを書き綴ります。

春情の饗宴

今年3月の私は狂っていた。狂おしく発情していた。

手始めに中出しレイプを夢想し、しかし相手に感染症検査を受けて貰いたい(勿論検査に結果が出ない期間があることは知っている)という、果たして本当のレイプと言えるのだろうかと言った妄想から始まり、しかし理性で思いとどまり、「ハプバーでゴムフェラ・ゴムセックスで複数の男性に輪姦されたい」といった願望をネットに書き連ねていた。

 

そんな折、一人の紳士的な口調の男性がダイレクトメッセージしてきて、さして遠くない場所にあるハプニングバーへお誘いを下さったのだ。

 

私はハプバーは何でもありなところではなく、そんな即プレイをするところではないと知りつつも、入店したらすぐ服のままTバックだけ下しゴムを着けて後背位で犯されたいと思っていたが、男性に「そんなにすぐ勃たない」と言われちょっと失望した。

 

そんなマゾヒステイックモード全開だった私だが、レイプ願望はあくまで私の希望で、ハプバーの雰囲気は和やかであり、バーのカウンターを囲んで男性たちが談笑していた。

 

そんなモードの中、私もちょっとした余興で、持って来た「ダースチョコレート」を一粒一粒男性に口移しで与えた。

私の前に男性が一列に並び、次々にチョコレートを口から口へ受け取る様はとてもお姫様気分になれた。

 

私は「プレイルーム」(セックスや乱交をする部屋)に行きましょうよ行きましょうよと男性たちを誘い、遂に乱交、いや正確には輪姦が始まった。

 

まずフェラチオさせられながら電マを当てられた。電マを当てられて感じたことはなかったが、快感というより、振動が激しすぎるのと、機械を強引に当てられた情けなさで不覚にも何だか変な狂おしい感覚を感じてしまった。

 

そして私得意の玉舐めと、ゴムフェラをしたのだが、四つん這いになって、そこにいた数人に「誰か入れて」と呼び掛けたのに私の膣は見捨てられ切なかった。

 

そして忘れもしないイラマチオ。見ず知らずの男性の、太さは普通だが長い男性器で喉奥を犯され、仁王立ちになって私の頭部を掴まれ、激しく前後に動かされたのは堪らない快感だった。勿論、奥深く挿入されるとえずくのだが、えずく瞬間のゾクっとする瞬間が堪らなく、良い。

そしてその苦しみのあまり、泣いてしまった。その涙が流れる瞬間がまた堪らない快感で、カタルシスだった。

何度口を離してえずいても一向に萎えず、にやつきながらサデイスティックに腰を振り私の頭部を固定して前後に動かしてくれる、えずいても萎えないでくれるのをありがたく思った。

しかし、私側も少しでも相手に奉仕したい一心から、自ら奥まで咥えすぎ、嘔吐してしまった。役に入り切った私は泣きながら「ごめんなさい、ごめんなさい」と繰り返し急いで口をゆすぎ、コンドームが吐瀉物の臭いのする男性器に再びむしゃぶりつき、その後コンドームを変えて挿入、そしてまたフェラチオ、最後は射精の瞬間にコンドームを取り顔に放出された。口の中で果てて欲しかった無念さと、顔に掛けて貰えた嬉しさで心が揺れた。

 

その後、合計7人ほどの男に入れ替わり立ち代わり犯された。

私は、この、入れ替わり立ち代わりというのが気に食わなく、数人がかりで押さえつけられ、常に上下の口に...と言ったシチュエーションを予期していたのだが。

しかし、6人くらいでちょっとローションを使った以外、ずっと愛液が溢れだし、前戯など無くひたすら犯されても快感だった。

 

上下の口、も叶えられた。口にコンドームを着けた男性器を咥え、別の男性に挿入して貰えた。

 

洗っていない足を舐め、その足指を性器に挿入して貰えたりもした。

 

先に述べたイラマチオ以外に、一人の男性に背後から頭部を固定され、口を離すことが出来ないイラマチオで、太い男性器を喉奥まで押し込まれ本当に苦しくて幸せだった体験もした。二人がかりというのがまた燃えた。

 

同時にではないが、何人もに胸に精液を放出され、乾いて塗り固められたようになったのも良かった。

 

最後にシャワーを浴び、服に着替えてバーカウンターに座ったが、私は心ここにあらずといった状態で、今したプレイを思い出して反芻していた。

周りの男性からは、口々に「今夜ここに舞い降りた天使」と言われ嬉しかった。

でも、と、私は言った。

もう二度とここには来ないだろう、と。

今夜の体験が素晴らしすぎたから、心の宝石箱に大切に仕舞って、時々取り出して眺めてまた仕舞う。今日の体験は奇跡だったから、もう奇跡は2度と起こらないと知っているから、と。